ChatGPT deep researchとMicrosoft Copilot Deep Researchは、どちらも複数の情報源を調べて、出典を添えた調査レポートを作る機能です。ただし、調査に持ち込める情報の範囲と、使う人が調査の途中でどう関われるかは同じではありません。
さらに大前提として、Microsoft Copilot Deep Researchは2026年8月18日に終了する予定です。これから継続して使うつもりなら、まずこの点を押さえておく必要があります。
ChatGPT deep research
こんな人に
調査計画を自分で調整しながら、複数の情報源を横断して長く使いたい
Microsoft Copilot Deep Research
こんな人に
追加質問に答えながら調べる内容を固めたい/終了予定日までの利用で構わない
Webだけでなく、指定したサイト、手元のファイル、接続した情報源まで含めて調べたいなら、ChatGPT deep researchが選びやすい候補です。Microsoft Copilot Deep Researchは、質問を補いながら情報源を評価していく進め方が特徴ですが、終了予定日までの利用を前提に考える必要があります。
| 比較点 | ChatGPT deep research | Microsoft Copilot Deep Research |
|---|---|---|
| 調査対象 | 公開Web、指定したサイト、ファイル、有効にした接続アプリ | 信頼できる情報源を評価しながら調査 |
| 調査前のやり取り | 提案された調査計画を開始前に編集できる | 質問内容に応じて追加の質問をしてくる |
| 調査中の確認 | 進捗の確認、中断、焦点の修正ができる | 評価している情報源が表示される |
| レポート | 引用やソースリンクと、使用した情報源の一覧を含む | 引用と主な調査結果を含む複数ページのレポート |
| 書き出し | Markdown、Word、PDFなど | 今回参照した情報では書き出し形式を確認できない |
| 継続利用 | 終了予定の記載なし | 一般向け機能は2026年8月18日に終了予定 |
差がはっきり出るのは、調査に何を含められるかと、調査の途中でどう関われるかの2点です。レポートの正確さ、網羅性、作成の速さについては、ここで扱った情報だけではどちらが上とは判断できません。
ChatGPT deep researchは、公開Webの検索だけでなく、調べるサイトを指定できます。ファイルを選んだり、読み取り専用で接続したGoogle DriveやSharePointなどの情報を調査に含めたりすることもできます。
たとえば、市場情報はWebから集めつつ、自社の資料はファイルや接続先から参照させたい、という場合に、調査対象をまとめて渡せます。外部の情報だけを調べるのか、手元の資料と突き合わせるのかを自分で決めたいときに向いています。
調査を始める前には計画が提案され、その内容を自分で編集できます。走らせたあとも、進み具合を見て、必要なら中断したり焦点を修正したりできます。最初の依頼ですべてを決めきるのではなく、調査の道筋を確かめながら進めたい人には扱いやすい仕組みです。
できあがったレポートには、引用またはソースリンクと、使用した情報源の一覧が付きます。Markdown、Word、PDFなどでダウンロードできるので、調査のあとに文書として共有したい場合にもつなげやすいでしょう。
Microsoft Copilot Deep Researchは、決まった手順に沿った分析と事実の探索を行い、詳しい調査レポートを作る一般向けCopilotの機能です。質問を受けたあと、必要に応じて追加の質問をして、調べる内容を具体化します。
調査中には、いま評価している情報源が表示されます。最終的にできあがるのは、引用と主な調査結果を含む、整理された複数ページのレポートです。調査計画を最初から自分で編集するというより、追加質問に答えながら問いを詰めていき、情報源が評価される過程を見ておきたい場合に合います。
ただし、一般向けCopilotのDeep Researchは2026年8月18日に終了する予定です。すでに作ったレポートは残る予定ですが、これから長く使う調査環境として選ぶなら注意が必要です。Microsoft 365 Premiumでは別機能のResearcherへ移行できますが、これは組織内のデータも扱う別の機能であり、一般向けCopilot Deep Researchと同じものとして比べることはできません。
公開情報に加えて、指定したサイトやファイル、接続した情報源まで調査範囲に含めたい場合は、ChatGPT deep researchが適しています。調査を始める前に計画を直せるので、対象が広いときでも、何を優先して調べるかを先に整えられます。
調べたいことは決まっているものの、依頼の条件を最初から整理しきれない場合は、追加質問をしてくるMicrosoft Copilot Deep Researchの進め方が合います。情報源を評価する様子を調査中に確認できるのも特徴です。ただし、使える期間は終了予定日までと考えてください。
調査レポートをMarkdown、Word、PDFなどで保存し、そのあとの整理や共有に使いたい場合は、書き出し形式がはっきりしているChatGPT deep researchのほうが判断しやすいでしょう。Microsoft Copilot Deep Researchについては、今回参照した情報からは書き出し形式を確認できません。
どちらにも無料で使える入口があり、有料プランも用意されています。以下の金額は、税、キャンペーン、地域差を含まないグローバル向けの参考価格です。
| 項目 | ChatGPT deep research | Microsoft Copilot Deep Research |
|---|---|---|
| 課金単位 | 無料の入口と有料プラン | 無料の入口と有料プラン |
| 無料の入口 | $0/月 | $0/月 |
| 最安有料 | $20/月 | $9.99/月または$99.99/年 |
注意
2026年7月22日時点の情報です。料金、利用上限、提供地域、契約条件は変更されるため、公開直前に公式ページで再確認してください。Microsoft Copilot Deep Researchは2026年8月18日に終了予定です。
ChatGPT deep researchは無料プランでは限定的に使え、有料プランでは使える範囲が広がります。上限は固定の回数ではなく、製品内のカウンターで残量を確認する方式です。
Microsoft 365 PersonalとFamilyでは、Deep Researchを月15回使えます。ただし、金額だけで選ぶと終了予定を見落とします。継続して使うことが目的なら、最安価格の差よりも、終了後に別の機能へ移る必要があるかどうかを先に考えるほうが重要です。
これから継続して使う調査ツールを選ぶなら、ChatGPT deep researchが現実的です。調査対象を指定しやすく、計画の編集から実行中の焦点修正、レポートの書き出しまで、一連の流れが確認できます。
Microsoft Copilot Deep Researchを選ぶ理由になるのは、終了予定日までの限られた期間に、追加質問と情報源の評価を軸にした進め方を使いたい場合です。Microsoftの環境を使っているからという理由だけで選ばず、終了後の移行先となるResearcherが別の機能である点も踏まえて判断してください。
Q.どちらも無料で試せますか?
A.どちらにも$0/月の入口があります。ただし、使える範囲や回数には制限があり、契約条件も変わる可能性があります。試す前に、製品内の残量表示と公式のプラン条件を確認してください。
Q.どちらのレポートが正確ですか?
A.今回参照した情報だけでは、どちらがより正確とは判断できません。ChatGPTは引用やソースリンクと使用した情報源の一覧を示し、Copilotは引用を含むレポートを作り、調査中に評価している情報源を表示します。最終的には、引用先を自分で開いて確認する使い方が必要です。
Q.Microsoft Copilot Deep Researchは終了後も使えますか?
A.一般向けCopilotのDeep Researchは2026年8月18日に終了予定です。すでにあるレポートは残る予定で、Microsoft 365 Premiumでは別機能のResearcherへ移行できます。ただし、Researcherは一般向けCopilot Deep Researchとは別の機能です。
確認日: 2026-07-22(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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